USENが飲食店の食品衛生チェックアプリ「お店のHACCP」を開発 記録、保存の負担軽減めざす

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日本食品衛生協会の手引きに準拠

   そんな「お店のHACCP」は、日本食品衛生協会が厚生労働省と連携して作成した、小規模な飲食店向けの手引書の内容に準拠して設計している。

   富田さんは、

「店のオペレーションで忙しいオーナーでも簡単に操作できるようになっています。高齢の方でも使えるUI(ユーザーインターフェース)/UX(ユーザーエクスペリエンス)をとことん追求しました」

と話す。

   アプリはお店の従業員のスマホでも操作でき、複数の端末で衛生管理が可能。記録はクラウドに保存され、いつでもダウンロードできるので、保健所への提出や食品衛生監視員のチェックなどの必要に応じてアプリで開いて見ることも、印刷することもできる。さらには、従業員の健康チェックもできるサブ機能も付属している。

   富田さんは、

「今後は、USENで提供しているタブレットを使ったレジシステムや非接触のキャッシュレスツールなど、USENの店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みと『お店のHACCP』を、ソリューションの一つとして組み合わせていくことを検討したい」

と意気込む。

   保険商品とのセット提供にとどまらず、「持続可能な店舗づくり」の一つのツールに育てたい意向だ。

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