伸びるヘアアケア市場に注目 新たな治療法が続々の有望株かも!? 【馬医金満のマネー通信】

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   みなさん、こんにちは。馬医金満です。

   「ヘアケア市場」が伸びています。ヘアケア市場とは、毛髪業、植毛、発毛・育毛剤、ヘアケア剤の各市場の合計と、定義しています。つまりは、薄毛対策にかかわるマーケットという認識でしょう。

  • 薄毛でお悩みのサラリーマンに朗報!?(写真はイメージ)
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米国で研究進む「毛根を生き返らせる」治療法

   ヘアケア市場は、2015年~19年まで順調に伸び続けています。市場調査の矢野経済研究所によると、2019年度のヘアケア市場はおよそ4500億円にのぼります。

   4500億円というと、ちょっとイメージがつきにくいですが、これはフィットネスジムのマーケットとほとんど同じ大きさになります。

   2020年度はコロナ禍の影響で少し落ち込んだのですが、今後はますます伸びていくことが予想されます。その理由としては、人々の生活習慣が悪化してきていること、また就労環境としてパソコンを長時間見ないといけないことがあげられます。

   特にコロナ禍で生活習慣がズレ込んだ人がたくさんいると予測しているので、それらの人の毛根へのダメージは結構大きいのかなと思います。

   その中でも注目しているセグメントとしては、毛髪再生市場があげられます。これは、後頭部から少量の皮膚組織を採取して、そこでの細胞組織を培養します。そして培養された組織を注射することで、毛根を生き返らせるということのようです。

   もともとはリスクのある治療法でしたが、近年アメリカでの研究開発により成功率が上がっており、注目されています。

   日本でも資生堂が医療機関と共同研究を行っており、2022年には何かしらの成果が発表されるように思います。今後、間違いなく伸びる業界だと思うので、さっそく注目してみるといいかもしれません。

   では、また!(馬医金満)

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