「キャリアアップ」より「キャリアチェンジ」
新しい職場に求めること(3つまで選択)を聞くと、「良好な人間関係」が43.5%でトップ。前回(45.2%)をやや下回った。
前回と比べて増えたのは、3位の「仕事内容にやりがいがある」(30.2%)で、前回(26.1%)から4.1ポイント増えた。また、「スキルを身につけて成長できる」(29.1%)は3.4ポイント増、「希望の仕事に就ける」(16.7%)は4.3ポイント増だった。
学情は、「いずれも『仕事内容』や『スキル』に関する項目で回答が増加しており、仕事内容やスキル習得を重視して転職活動をする第二新卒が増加していると推察される」とみている。
転職で実現したいキャリアについて聞くと、62.8%が未経験の業界や職種に飛び込む「キャリアチェンジ」(「キャリアチェンジ」の44.4%と「どちらかと言えばキャリアチェンジ」の18.4%の合計)と答え、職歴が浅い第二新卒には「新しい業種や職種に挑戦したい」という気持ちが強いようだ。
ポジションや報酬アップを目指す「キャリアアップ」は、22.6%(「キャリアアップ」8.8%と「どちらかと言えばキャリアアップ」13.8%の合計)だった。
なお調査は、「20代専門」転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者を対象に、2021年3月1日~14日に実施。有効回答数は790人。