「就業時間外に緊急性のない連絡がある」
さらに、調査では就業時間外の連絡に対する「従業員の意識」を聞いたところ、「就業時間外に業務に関して緊急性のない電話やメール(LINE等を含む)があり、通話・返信などの対応をしている」人で、「上司」からの連絡に対して毎日対応している人は8.3%で、前回調査(5.6%)から2.7ポイント増加した。週1、2回程度の対応は4.9ポイント増えて14.2%だった。
また、「同僚」からの連絡に、毎日対応している人は4.0ポイント増の8.6%、週1、2回程度の対応が7.5ポイント増の16.4%だった。
就業時間外の連絡について、「できれば対応したくないが、対応するのはやむを得ない」と考えている人は46.7%(前回46.5%)。一方、「連絡があれば対応したいと思う」は18.6%(同18.4%)。「対応する側は『できれば対応したくない』と考えている結果が浮き彫りになった」。
なお調査は2021年3月6日~9日に、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社のリサーチサービス「NTTコムリサーチ」登録モニターを対象に実施。有効回答者数は1021人で、いずれも従業員規模10人以上の企業の従業員。