政府に対する不信感7割以上で「高い水準」
日本生産性本部では、コロナ禍をめぐって政府などに対する信頼性についても、継続して調査している。2021年1月調査では、政府に対して「まったく信頼していない」が32.4%と過去最多を記録したが、4月調査では26.7%と減った。ただ、「あまり信頼していない」の46.5%を合わせると、73.2%が「信頼していない」状況で「政府に対する不信感は相変わらず高い水準にある」。
都道府県、市区町村について「信頼していない」(「まったく信頼していない」と「あまり信頼していない」の合計)が調査を重ねるごとに微増しており、日本生産性本部は懸念している。加えて、医療システムについても、21年1月調査と今回の4月調査では「信頼していない」が増加傾向にある。
なお調査では、ワクチン接種体制の早急な整備を求めている。