米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が日米通算100号ホームランを放ち、また一つ新たな歴史を刻みました!
プロ入り後9年目で放った記念すべき1発は、同時に「もう一つの記録」も達成するなど、スーパースター「オオタニ」の異次元ぶりを、まざまざと見せつける結果に。打って、走って、投げて、守る......。「two-way」(二刀流)を超えた大谷選手の活躍ぶりに、いつもは辛口の米国メディアやメジャーのベテラン選手たちもメロメロのようです。
通算100号だけでは満足できない!? 世界のショウヘイに「珍記録」続々
今季、投打の「二刀流」で復活した大谷選手ですが、投手として出場した翌日に、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番、指名打者」で先発出場。第2打席で今季5号目となるホームランを放ち、日米通算100号を達成しました!
Two-way star Shohei Ohtani recorded the 100th home run of his combined pro career in Japan and the United States
(「二刀流」スターの大谷翔平選手が、日本と米国で通算100号目となる本塁打を記録した)
two-way:二刀流
日本では5年間で48本塁打。メジャーでは1年目に22本、2年目に18本、3年目に7本を放っており、今季5本目で計52本。日本時代と合わせて、通算100号となりました。この先どこまで記録を伸ばすのか......。まだまだ26歳の大谷選手の将来が楽しみなところですが、異次元のスーパースターはそれだけでは満足しない様子。同時に「意外な記録」も達成していました。
It was the fastest home run trot in the Majors this season.
(今季の大リーグで最速のホームランだった)
通算100号のホームランを打った大谷選手は、なぜか全力疾走でダイヤモンドを1周。わずか17.3秒でホームに到着した「ウイニングラン」は、今季メジャー最速の「珍記録」となったそうです(MLB公式サイト)。
さらに、100号メモリアルアーチのボールをキャッチしたファンが、偶然にも大谷選手の大ファンで、背番号17のユニホームを着ていた、というウソのようなエピソードも!
「事実は小説よりも奇なり」という言葉が頭に浮かびますが、大谷選手の活躍ぶりは、空想の世界をも超えているようです。