記者に答えられない総理なんて日本の恥だ
菅首相がロイター通信の記者の質問をスルーしたことに、ネットには怒りと批判が殺到した。
「菅首相の一番のダメなところは、質問をスルーするところ。私たちを代表して一番大切なことを聞いてくれている記者に失礼ですよ。たくさんの言葉を武器にもって何か答えなさいよ! といつも思います。表現力、説明力、誘導力、説得力。全部足りない。役人が書いた原稿を棒読みするだけ。もう恥ずかしいから、海外で記者会見してくれるなと思います」
「官房長官の時から、記者の質問を無視するオレ様、スゴイだろうとか思っていたのでは。日本の記者クラブでは、無視されても声を上がる記者がいないから、聞いたことに答えなくても再度の質問はお断りというルールがまかり通る。しかし、アメリカ人ははっきり自分の意見を主張できない人を軽蔑する。日本の首相は無能だとアメリカ人記者に思われてしまった。こんな首相を海外に出したことは日本の大失敗だ」
「短くてもよいから、ちゃんと答えるべきだったね。お得意の『ご指摘は当たりません』でもよかったのに」
ロイター記者の質問内容を想定していなかったことにショックを受けた人が多かった。
「『コロナ対策ができていないのに(東京五輪を)開くのは無責任ではないか』って......。こんなに簡単に予想できる重要な質問に対して、菅首相本人を含め、周辺の誰も答えを用意していない無能さに愕然とします。質問を思い付かなかった、あるいは答えを用意できなかった時点で、もう東京五輪は終わりだと思います」
(福田和郎)