内定受諾の材料のひとつに... 新卒採用、企業の約45%がリアル最終面接を希望

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   今季も新型コロナウイルスの感染対策に注意しながら進められている就職活動。2022年度の新卒社員を採用する企業の対応はどうなっているのだろうか――。

   採用コンサルティング事業を手がける株式会社プレシャスパートナーズが186社を対象に「新卒採用に関する調査」を行ったところ、45%以上が最終面接を「対面でのみ実施」するなどのコロナシフトを採っていることがわかった。2021年4月8日の発表。

  • 「人間性を直接判断」はリアルでなければできない
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90%以上がオンライン対応

   調査で、2022卒採用のオンライン対応の状況を聞いたところ、82.8%が「(対応)している」と回答。「これから行う予定」(8.6%)の回答を合わせると91.4%がオンラインに対応している結果になった。

   オンライン対応する企業に説明会から最終面接まで、すべての選考についてオンラインで実施するかどうか聞いたところ、58.1%が「すべてをオンラインで行わない」と回答。41.9%が「行う・行う予定」と答えた。

   最終面接の実施方法を聞くと、46.2%が「対面・オンラインを選択制にして実施する」と回答。そして45.2%が「対面での実施のみ」とし、「オンラインでの実施のみ」と回答したのは8.6%だけだった=下の円グラフ参照。採用プロセスのオンライン化が進む一方で「最終面接は対面で」と希望する企業が多いことがわかった。

   対面を希望する企業に、自由回答でその理由を書きこんでもらったところ、「礼儀・作法・人間性を直接判断したい」
「実際に会ってウェブでは分からない部分を確認したい」
「オフィスを見せることで応募者側が内定受諾の材料の一つにしてほしい」などの理由が寄せられた。

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