百貨店、軒並みコロナ禍でKO
高島屋は4月12日、2021年2月期連結決算を発表。やはり、コロナ禍の影響で大幅に減収減益となり、17年ぶりの赤字になった。グループ全体の売上高は6808億円で前期比25.9%減。最終利益は339億円の赤字だった。コロナ禍での臨時休業や時短営業が響いたほか、インバウンドの売り上げが前期比91.3%減だった。
関西を中心に店舗を展開する近鉄百貨店も4月12日に21年2月期連結決算を発表。通期のグループ全体の売り上げは前期比23%減の2183億円で、最終利益は49億円の赤字。最終赤字は15年以来6年ぶりとなった。コロナ禍で休業や時短営業を余儀なくされたことや、前年に比べ70%ほど減ったという外国人客の減少を要因に挙げている。