〈Day 2 am〉リモートワークはネット環境がカギ!
2日目は終日フリータイム。テレワークで会社の仕事をしてもよし、TOYAMATOが企画するアクティビティに参加してもよしということで、午前中はテレワークで仕事、午後には二つのアクティビティに参加することにした。
さっそくデスクに向かうと、気になったのがテレワークには欠かせないネット環境。富山県では公衆無線LAN「TOYAMA Free Wi-Fi」の整備を推進しているが、此処、ゆのみこ温泉では、滞在した2階の部屋で支給されたポケットWi-Fiを使ったら、ノートパソコンがサクサク稼働。通信環境の不安もなく仕事ができた。
ただ、仕事をしながらも、温泉に入りたくてソワソワ。せっかくの富山なので、温泉も満喫したいし観光もしたい、とアクティビティの誘惑にかられてしまった(笑)。
しかし、仕事を持参したほとんどのメンバーは、在宅勤務となんら変わらず、バリバリ仕事をこなした。
ハウス食品株式会社の労務課労務企画チームのチームマネージャー、茅根孝太郎(ちのね・こうたろう)さんは、「ズームでのミーティングも、いつもの在宅勤務となんら変わりありませんでした。年度末だったこともあり、かなり多忙で、せっかくの富山なのに、日頃のルーティンワークをこなすだけになってしまったのが反省点。持ち込む仕事を、もう少し工夫したほうが良かったと思いました」と話す。
ライオン株式会社で新規事業の立ち上げ支援やプロジェクト管理を担当している、ビジネスインキュベーション部長の藤村昌平(ふじむら・しょうへい)さんは、「海外とのやり取りもあり、朝早くから夜21時まで、ずうっとミーティングなどが入っていたのですが、いつもと変わりなく仕事ができました」と、満足したようす。
一方、ポケットWi-Fiでは心もとないと、クルマで30分ほど行った滑川のコワーキングスペースで仕事を進めたのが、株式会社スカラパートナーズの共創事業部長、村松知幸(むらまつ・ともゆき)さん。ふだんは在宅勤務か、東京・渋谷のヒカリエにあるオフィスに勤務。仕事は、企業と全国のワーケーション施設のマッチング支援で、地方でのリモートワークは慣れたもの。「非日常の連続で五感が刺激されて、脳がすごく活性化した感じがします」と、快適だったそうだ。