「70歳定年」で老後がなくなる日がやってくる!?【ひろ子ママの教訓 その49】

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いくつになっても「自分だからできる仕事」で働きたい

   「70歳定年」とは、高齢者も現役として働き、日本の社会保障を支える側になっているということです。「70歳超えたのに働きたくないけど、仕方なく働かないといけない」という事態に直面する時代も、もうすぐなのかもしれません。そうならないように、気持ちを「働きたい」に持っていけるかどうかが、これから先は私たちに必要なんだと思います。

   Fさんの「生きがい」「やりがい」が見つかる仕事を会社から一歩離れた気持ちで、探してみるのもいいタイミングではないでしょうか。70歳まで約15年。まだまだ時間はあります。60歳までゆっくり定年を迎える時間を過ごすという働き方は、現実的なことではなくなってきていますよね。

   少し前に「70歳からのハローワーク」という言葉が流行りましたが、「働かないといけないから、誰でもできる仕事」に就くというよりも、いくつになっても「自分だからできる仕事」に就きたいものですね。

   老後に対して悲観的にならないように、今から自分に付加価値をつけておくといいと思います。付加価値をつけておくことで仕事の選択肢を広げることができるでしょう。そして、老後は働く体力・気力が人それぞれです。まずは体力維持に気をつけてみるのもいいでしょう。Fさんはまずはお腹を凹ませましょう(笑)。寿命が伸びる分、楽しく過ごすためにはやはり体力が必要です。

   もし同じ仕事をするとしても、気持ちの持ちようで今後の人生に差が出てくると思います。「働かないといけない」と「働きたい」、これだけの気持ちの持ち様だけでまったく変わるのです。

   Fさんの場合は、会社以外の人脈作りをしつつ、外に目を向ける視点をぜひ身につけておくのもいいですね。目の前のチャンスを掴むためにも頑張っていきましょう。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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