味の素、5年ぶりに首位返り咲き!
「理系総合ランキング」は、前年2位の味の素が2016年(17年卒)以来5年ぶりに首位に返り咲いた。2位にソニーグループ(前年1位)、3位がサントリーグループ(同4位)となった=下表「理系総合ランキング 上位10位」参照。
食品は上位20社中8社と安定した人気。明治グループが前年9位から5位に、ロッテが同25位から14位に、キューピーが19位から15位に、それぞれ上昇。巣ごもり生活で需要が増えた冷凍食品を反映して、ニチレイグループが82位から16位に、大きく躍進した。
理系学生が企業を選んだ理由(全企業)で最も多かったのは、「安定している」で18.5%だった。
なお、マイナビの「就職企業人気ランキング」は1978年から実施。2016年から日本経済新聞社と共同で発表している。今回の調査(5社連記方式でアンケート)は22年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生を対象に、4万1093人から有効回答を得た。
内訳は文系男子1万2598人、文系女子1万7308人、理系男子6568人、理系女子4619人。調査期間は2020年12月1日~21年3月20日。