知ってる!?「ガラナ・アンタルチカ」 今年で発売100周年、なぜ日本に? ブラジル大使と荒井商事社長に聞いた

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ガラナ・アンタルチカはなぜ日本に?

――ガラナ・アンタルチカとカシャッサは、どのような経緯で日本に輸入されるようになりましたか。

荒井亮三社長「1970年代後半から、荒井商事はブラジルに社員を派遣して将来の種を探していました。1980年、当時社長をしていた父・権八が、日系で初めてサンパウロ高等裁判所の判事を務めたカズオ・ワタナベさんと知り合いました。そのワタナベさんがアンタルチカ社の副社長をしていた方と知り合いだということで紹介を受け、ガラナ濃縮液の日本、東南アジアにおける独占販売権の取得に至りました。
一方、カシャッサはグレードの高いものを日本で販売したいという想いから、ここ10年くらいで輸入し始めました。ミナスジェライス州に弊社の社員が出向き、いろいろなカシャッサの工場を見た結果、いま取り扱っている商品の会社と契約するに至りました」

――年間の輸入量はどのくらいですか。また、どのような方々に親しまれていますか。

荒井社長「年間でガラナ・アンタルチカは360万本分の原料を輸入して日本で製造販売、カシャッサは6000本、輸入しています。特にガラナ・アンタルチカは、日本に滞在する21万人ほどの日系ブラジル人にとって、なくてはならない存在です。サッカーブラジル代表チームの公式スポンサー飲料になっており、ブラジルで盛んなサッカーやビーチバレーなどのスポーツをしている方が飲んでいます。日本人のマーケットにも力を入れています。『カシャッサ』は一部酒販店や当社のオンラインショップ、『ガラナ・アンタルチカ』はカルディ、コストコ、ドン・キホーテなどでも購入できます。
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