長所は飛び抜けた魅力として「味方」につける
では、どうやってその魅力を表現したらいいでしょうか。まず、着る服は、明るい色の服でいいのです。明るい色の服を着こなしている方は、場の空気を明るくする存在になります。その効果を利用してしまいましょう。
そのうち、周りの人は、あなたが明るい色の服を着ているのは当たり前だと思ってくれるようになります。長所は、抑え込むより、飛び抜けた魅力として味方につけ、周りの人も納得の存在になりきってしまいましょう。
反対に「マジメ。固いと言われてしまいます」と言うお悩みを持っている方もいらっしゃると思います。その場合は、「しっかり者」と言う長所があるはずです。「〇〇さんに任せておけば大丈夫」と言われる存在になりきってしまうことをオススメします。
そのための演出として、ジャケットを着ておく。白とネイビーのように清潔感と信頼度が伝わる色を使うようにするのです。
周りの方に、頼りがいや安心感を持ってもらえるようになるとのは、仕事にとってプラスのはずです。マジメが定着してきたら、多少ファッション性を出しても歓迎されるものです。
ただ、もちろん、おしゃれを追求しすぎて、仕事がおろそかになると、評価はガタ落ちです。やりすぎは注意してくださいね。仕事のおしゃれは、自分のためではなく、相手のため。それが、自分の評価にプラスアルファをつけてくれます。
このように、自分の長所と短所を把握して、全部長所として表現していくのはいかがでしょうか。以前、「新入社員の服装」というコラムではまったく反対で、スーツの着方やマナー、などをお伝えしましたが、ここでは先輩編と言うことで、自分の個性の出し方をお伝えしました。
自分の個性にあった色を身につけて、ますますご活躍ください!(入澤有希子)