副業がバレた! その理由をランキング「あなた、見られている」かも......

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   働き方改革の進展やコロナ禍の収入減少などで「副業」を認める会社が増えてきたものの、職場の同僚や家族に内緒にしている人は少なくないのかもしれない。

   そんなことで、株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、副業経験者294人を対象に「副業がバレた理由に関する意識調査」を実施。そのデータをランキング化し、2021年4月8日に発表した。副業がバレた相手の第1位は「会社の関係者」で72.1%。「家族」の21.1%、「知り合い」4.4%と続いた。

   いったい、なんでわかってしまうのか。その理由を聞くと......。

  • 副業がバレたら……(写真はイメージ。「ウーバーイーツ」のホームぺージより)
    副業がバレたら……(写真はイメージ。「ウーバーイーツ」のホームぺージより)
  • 副業がバレたら……(写真はイメージ。「ウーバーイーツ」のホームぺージより)

お客としてやってきて見られるのが多い

「つい喋ってしまった」人も28人いた
「つい喋ってしまった」人も28人いた

   調査によると、「副業がバレた理由」で最も多かったのは、「副業しているところを見られた」だった。109人が、そう答えた。

「自分の部屋で副業をしているときに、親が勝手に部屋に入ってきてしまった」(10代男性)
「週末に家業であるリフォーム会社の手伝いをしていたら、お客さんが取引先の方だった」(30代男性)
「働いているレストランに上司が来た。普段はバックで働いていたが、たまたま店内に出ていた」(40代女性)

など、「知り合いが勤務先にお客としてやってきた」という回答が多い。

   2位の「PC・スマホを見られた」は、

「お客さんから来たLINEの通知を見られた」(20代女性)
「仕事で使うパソコンで副業の取引先とのメール画面を開いたまま席をたってしまい、同僚に画面を見られてバレました」(30代男性)
「PCの履歴から判明した」(40代男性)

などで、副業を隠しておきたい場合は「共用パソコンは副業に使わない」「スマホをデスクに置きっぱなしにしない」などの対策が必要といえそうだ。

   3位が、「給与・税金の手続きで」発覚するケース。

「人事担当者が住民税が異様に高いことに気づき、バレてしまいました」(20代男性)
「年末調整で他の会社から給料をもらっていることがバレた」(30代男性)
「確定申告をしたら扶養に入っている夫の会社から問い合わせがあり、夫に収入を得ていることがバレてしまいました」(40代女性)

   同率3位は、「つい喋ってしまった」。「お酒の席で喋ってしまった」という回答が目立ったというから、副業を隠しておきたい相手とお酒を飲むときは、ほどほどにしたほうが良さそうだ。

   5位は、「ウワサ・人づてに」伝わってしまったケース。

「仲のいい職場の同期に言っていたので、そこから情報が漏れました」(20代女性)
「共通の友人がいる同僚に噂が伝わってしまった」(30代女性)

   誰かに打ち明けるなら、口が堅い人だけにして、「絶対に言わないで」と念押ししておくべきでしょう、と調査したビズヒッツはいう。

   6位は、「自分の行動が変わったから」。

「金銭感覚が変わったためバレました」(20代女性)
「いつも以上にスマホを触っているのを不審がられたため」(30代男性)

   また、「夜中まで副業していて疲労が顔に出ていたため、職場で問い詰められた」という声も。働きすぎについては「疲労から、本業中の運転で事故を起こした」という人も。「くれぐれも過労に陥らないようにしたいですね」としている。

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