イマドキの新入社員と仕事する際に大切なことは?
調査では、「イマドキの新入社員と仕事をする際、大切だと思うこと?」を質問。1位は「目的を明確にする」(53.3%)で、2位が「話をよく聞く」(45.3%)。以下、「進捗を確認する」(41.6%)、「肯定する」(39.0%)、「褒める」(36.2%)が並んだ。
この質問に、キャリアデザインセンターでは「世相を反映するポイント」があったと指摘。「プライベートに立ち入らない」(26.9%)と「プライベートも把握する」(2.2%)、「プレッシャーをかけない」(25.4%)と「適度なプレッシャーをかける」(10.4%)、「低めの目標を設定する」(8.0%)と「高めの目標を設定する」(2.3%)の質問をそれぞれ対比すると、「ダブルスコア以上の差が出ており、近年の価値観が垣間見られる」と分析している。
「新入社員と仕事をすることでプラスになったことは?」との問いでは、「教えることで自分の業務理解が深まる」(56.1%)が1位。続いて「新しい価値観に触れられる」(52.9%)、「人が成長していく過程が見られる」(44.3%)、「自分も頑張ろうという気持ちになる」(41.9%)などが上位に並んだ。
「教えることで自分の業務理解が深まる」や「新しい価値観に触れられる」という選択肢を半数以上が選んでいる一方、「プラスになったことはない」が4.6%だった結果から、同社は新入社員と仕事をすることについて、「ほとんどの人が何かしらポジティブな影響を受けている」と指摘した。
なお、調査は2月18日~3月4日に、転職サイト「女の転職type」会員を対象にウェブ上で実施。741人から有効回答を得た。