研修や業務マニュアルに動画導入 企業の8割が「コロナがきっかけ」 9割が「有効」実感

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動画は「新しい働き方」のソリューション

   同様に、動画活用策がコロナ対策に有効だったかどうか聞いたところ、「大変有効」(34.2%)と「やや有効」(54%)を合わせた88.2%が効果を感じていると回答した=下の円グラフ参照

   調査で回答者の9割近くが、コロナ対策としての動画の有効性を実感していることについて、Jストリームでは「動画活用策は、時間や場所に関わらず情報を多数の人に届けることができる『1対N』の発信が可能」と説明。コロナ禍での「新しい働き方」では、生産性の向上のソリューションになる可能性を秘めていることが示されたと分析している。

   回答者全員に「動画活用策の良い点」を聞いた(複数回答)ところ、最も多かったのは「理解度が高まる・伝わりやすい」で47.2%。次いで「時間を選ばない」(44.6%)、「静止画よりも雰囲気や人柄が伝わる」(34.3%)などが上位にランクされた。時間的な制限を受けずに臨場感を添えられるなど、情報の伝達力や利便性に対する評価が高いことが示された。

   回答者からは、

「今まで紙ベースだったので、うまく伝わっていないこともあった。動画にすることでわかりやすくなり理解度が増した」
「これまでペーパーでの情報提供が主であったが、視覚的な情報提供を行うことで、イメージをもってもらうことができ、こちらの伝えたいことが、概ね伝わったのではないかと思う」

などの意見が聞かれた。

   なお、調査は2021年3月2日~9日に実施した。

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