株価3万円台 米長期金利と日銀の動向次第(3月22日~26日)【株と為替 今週のねらい目】

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   米国で1兆9000億円の大規模の追加経済対策が成立したことで、経済回復への期待が高まり、米国株が上昇。その流れを受けて日経平均株価も一時3万円を回復した。

   そうしたなか、日本銀行の金融政策決定会合ではETF(上場投資信託)の原則年6兆円の買い入れ枠を撤廃するなどの方針を明らかにした。米国の長期金利の動向とともに、今後の動向が注目されている。

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 株価3万円に期待!
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東京株式市場 3万円を境に神経質な展開に

日経平均株価予想レンジ:2万9000円~3万500円

   2021年3月19日(金)終値  2万9792円05銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、神経質な展開か。

   前週の日経平均株価は、注目されていた日米の金融政策決定会合を無難に通過したことで、一時3万円台を回復するなど、おおむね堅調な動きだった。

   今週の日経平均株価は、神経質な展開のなか、もみ合いとなりそうだ。焦点となるのは、米国の長期金利の動向。17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は、2023年末まで金融緩和政策を継続する方針を明らかにしたが、それがインフレ期待を高める結果となり、米長期金利が上昇する局面が見られた。

   一方、日銀は金政策決定会合でETF(上場投資信託)の買い入れについて、原則年6兆円の買い入れ枠を撤廃し、買い入れ対象についても日経平均連動型を外し、TOPIX(東証株価指数)連動型のみとした。米国の長期金利の今後の動向、日銀のETF買い入れが今後、どのような形で実施されるのかが注目されている。

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