アマゾン追撃にはお金がかかる!? 楽天、日本郵政とのタッグで対抗【馬医金満のマネー通信】

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楽天は総額2400億円を資金調達

   日本郵政との資本業務提携の話題にかき消され、ニュースではあまり報じられていないようですが、楽天は日本郵政以外にもmage Frame Investment(HK) Limited(親会社は、中国ネット大手のテンセント・ホールディングス)に5738万2900株、米小売り大手のウォルマートに1453万6000株の第三者割当増資を行っており、総額で約2400億円を調達しています。

   楽天は、テンセントとの資本関係を通じて、デジタルエンターテインメントやEコマースなどでの協業を検討しているそうです。また、ウォルマートとはすでに西友を通じた協業を構築していこうとしています。

   ちなみに、ウォルマートはテンセントへも出資しています。

   とはいえ、楽天にはお金が必要です。値下げ戦争が始まっているモバイル領域や物流施設への投資など、なにかと物入りであることは間違いありません。集めたお金は、こうした事業整備に充てられるものと考えられます。

   立て続けの資金業務提携に、株価は即座に反応。3月12日はおよそ8%高騰しました。来期の決算が発表され次第、また反応があると思うので、とても楽しみにしています。

   では、また!(馬医金満)

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