企業の8割が経験者採用に積極的 2021年版「中途採用状況調査」

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   企業の6割以上で正社員不足を感じており、8割の企業は経験者採用に積極的であることが、就職情報大手の株式会社マイナビが全国の民間企業などの人事担当者を対象にした「中途採用実態調査(2021年版)」でわかった。3月17日の発表。

  • 多くの企業が経験者採用に積極的だ
    多くの企業が経験者採用に積極的だ
  • 多くの企業が経験者採用に積極的だ

企業の6割が「正社員不足している」

   調査によると、正社員が不足していると感じている企業は、「不足している」(53%)と「とても不足している」(8.9%)を合わせて61.9%。前年(65.4%)と比べて3.5ポイント減とやや改善したものの、依然として人手不足感が支配的だ。

   業種によって不足感の強弱があり、「医療・福祉・介護」(68.1%)や「不動産・建設・設備・住宅関連メーカー」(67.8%)、「IT・通信・インターネット」(66.6%)では強く、「フードサービス」(41.7%)では弱くなっている。

   今後の中途採用の見通しは、「経験者採用に積極的」な企業は79.9%で、前年比0.8ポイント減だが、ほぼ8割を占め、前年に続き経験者採用に積極的な様子がうかがえる。この割合は「経験者採用・未経験者採用ともに積極的」(41.9%)と「経験者採用は積極的だが、未経験者採用は消極的」(38%)を合わせたもので、2019年は、前者が46.4%、後者が34.3%だった。

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