コロナ禍、有給休暇の取得率5年ぶりダウンなのに「休み不足」感じる人少ないのはナゼ?

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ステイホーム率高い日本

   調査によると、2020年は世界的に有給休暇の取得日数が例年と比べて少ないことが判明。調査地域の中で、例年より有給休暇の取得日数が増えたのは台湾だけだった。

   有給休暇が少なくなった理由として、世界的には「新型コロナウイルスの影響でどこにも旅行できない」(33%)との回答が最も多かった一方、日本では「緊急時のために取っておく」(30%)と回答した人が最も多く、次いで「人手不足など仕事の都合上難しい」の22%。1、2位は2019年と同じ結果になった。「どこにも旅行できない」は12%で、3番目だった。

   また、「直近で取得した休暇の過ごし方」について聞いたところ、76%の日本人が「どこにも行かずに家で過ごした」と回答。他の地域でこの回答が一番多かったのは香港で58%。以下、ドイツ55%、フランス52%、メキシコ48%と続いた=上図参照

   直近の休暇におけるステイホーム率で、世界の中で日本は頭抜けて高いことが示され、多くの人が感染しないように外出を控えていたことがうかがえる。

   なお調査は、エクスペディアが10年以上にわたり毎年行っている「有給休暇の国際比較調査」で、今回は日本など16地域を対象に2020年11月18日~12月9日に実施した。9200人が回答。同社は2021年2月18日と3月4日の2回に分けて結果を発表した。

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