東日本大震災から10年 改めて「その時」を思い起こしてみると......【ひろ子ママの教訓 その45】

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

当たり前のことに「感謝」が生まれた

◆ 会社にジョギングシューズを常備していたことも

「震災の直後は、危機意識が高まりました。妻と一緒に子供のお迎えのこと、緊急連絡先や避難場所について、しっかりと話し合いをしましたね。備蓄や防災グッズも揃えたり、食器棚を壁と固定したり、いざという時のために会社から自宅への帰宅経路もきちんと調べ直しました。数年間は地域の防災訓練にも積極的に参加していましたね。
会社のロッカーにもしもの時に備えて、ジョギングシューズを常備していましたが、今はもう持ち帰っています。首都圏直下型地震が30年以内に起こる可能性があると言われていますが、自分の中でも防災に対しての意識がだいぶ薄れてきたと感じています。そして、そんなところに今回の新型コロナウイルスの感染拡大で再び意識が高まってきたところです」
ガッツポーズ

◆ 当たり前のことに「感謝」が生まれた

「震災が起こる前は、仕事ばかりに集中していて家庭は妻に任せっきりでした。それが当たり前だと思っていたんですね。震災によって、家族の大切さを改めて実感しました。『こうやって仕事できているのも家族のおかげなんだな』『食べ物、電車や電気、ガスなど当たり前に使っているものは誰かのおかげなんだな』っと。
未曾有の大震災で、日本全体が『頑張ろう』と復興に向けて、これまで動いてきたんだと思います。ただ、私も含めて、記憶が薄れてきていますし、やはりだんだん防災に対する意識も薄れてきています。コロナ禍で防災意識が高まったことは皮肉なことですが、これからも『3月11日』はいろんなことを思い出す、考える1日にしたいと思いますね」

   そうですよね。ホント、あの日のことを忘れてはいけないと思いますよ。私も......。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
姉妹サイト