西武ライオンズ180億円投じたメットライフドーム竣工 後藤オーナーが「ボールパーク」宣言!

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日本ハムは新球場建設中

   プロ野球界では、米大リーグにならってスタジアムのボールパーク化の動きを強めている。

   横浜DeNAベイスターズが進めているのは「コミュニティボールパーク」化構想だ。2016年に友好的TOBで本拠地、横浜スタジアムを子会社化してから本格化した。

   両翼外野席の後方にウイング席を増設しキャパシティを上げながら、グループ席を設けてシートバリエーションを増やしている。また、グラウンドを開放してだれでも無料でキャッチボールができるイベントなども行っている。

   北海道日本ハムファイターズでは、本拠地となる新球場を核とするボールパーク建設計画が進行中。札幌市の東側に隣接する北広島市に2023年開業予定の「エスコンフィールドHOKKAIDO」。開閉式のドーム球場で、周囲には商業施設やホテル、レストランや温浴施設などが設けられ、球場を中心とした一大レジャー施設の趣だ。

   ヤクルトスワローズの本拠地、神宮球場も、東京オリンピック・パラリンピックを契機にした明治神宮外苑の再開発で生まれ変わる計画がある。

   福岡ソフトバンクホークスの福岡PayPayドームは、2019年の福岡移転30周年記念事業として大規模なリニューアル工事を実施。世界最大の大きさを誇る大型映像装置のパーツを入れ替え、場内スピーカーを一新し、最先端のビジュアル効果と音響を演出するエンターテインメント空間を実現している。

   読売巨人軍と親会社の読売新聞社、東京ドームは2020年7月、新型コロナウイルス対策のほか大型ビジョンの増設など約100億円をかけた大改修を発表した。ビジョンは2023年の開幕に向け工期を2回に分けて面積を約3.6倍に拡大。国内最大の大きさになるという。

   東京ドームは開場から30年以上を経過しており施設の老朽化が取り沙汰されている。2021年1月には三井不動産がTOBにより子会社化。読売新聞社とともに施設の向上を目指すとみられる。東京ドームはスタジアム周辺でホテルや遊園地、商業施設を運営しており、ボールパーク化にはふさわしい施設がそろっている。

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