株価再び3万円に挑む 注目される米FOMC、日銀の金融政策(3月15日~19日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 ドルは底堅い

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円00銭~110円00銭

   2021年3月12日(金)終値 109円00銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、強含みのもみ合いとなりそうだ。

   前週のドル円相場は、ドルが一時1ドル=108円台前半まで下げる局面もあったが、米国でのバイデン政権による1兆9000億ドルの大規模な追加経済対策成立を受け、米国経済の回復期待を背景にドル買いが優勢となり、1ドル=109円台前半に上昇した。

   今週のドル円相場は、ドルが強含みのもみ合いとなりそうだ。ドル上昇の一因となっていた米国の長期金利上昇が落ち着いていることに加え、追加経済対策が成立したことで、一段のドル高を演出する、強いドル買い材料は乏しい。半面、円買い材料にも乏しいことから、ドルは底堅い動きが続きそうだ。

   経済指標は、国内では15日に1月の機械受注、17日に2月の貿易収支、18日に日銀金融政策決定会合(19日まで)、19日に2月の消費者物価、日銀の黒田東彦総裁の会見などが予定されている。

   海外では、15日に中国の2月の鉱工業生産と小売売上高、16日に米国の2月の小売売上高と鉱工業生産、設備稼働率、米FOMC(17日まで)、17日に米国の2月住宅着工件数、米FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長の会見などが予定されている。

(鷲尾香一)

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