いまの常識は非常識!? あえて飲みニケーションの重要性を考える【尾藤克之のオススメ】

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社員の生産性をアップさせるもの

   あなたが会社員なら、社内での飲みニケーションは欠かかすことができません。仕事を潤滑させて、楽しく仕事をするためには必要不可欠な行事です。

   岡崎さんは、

「毎回でなくてもいいけれど、たまに飲み会に参加するなど、人付き合いは大切にしましょう。会社というコミュニティーで仕事をするうえで、仲のよさはとても重要です。有名なホーソン実験をご存じでしょうか。1924年から1932年にかけて、アメリカのウエスタン・エレクトリック社のホーソン工場において、人々の作業効率について一連の調査研究がおこなわれました。
この実験からわかったのは、『作業能率や生産性を左右するのは、そこで働く人びとの間のインフォーマルな組織である』ということでした。要するに、働く人同士の個人的な関係性、もっと言えば『仲のよさ』によって、生産性が大きく左右されるということがわかったのです」

   と、説明視します。

   勤務時間内のコミュニケーションだけで信頼関係や仲のよさが構築できれば問題はありませんが、多くの場合はそうではないということです。これは、仕事だけの関係ではそこまで深い関係をつくることは難しいことを表しています。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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