「化粧品に使う金はあっても生理用品にはない?」
一方で、今回の支給の動きに賛成する人も少なくない。
「『困っているのはみんな同じ...』という意見が多いが、困っていない人も多いはず。ただ、この給付金では困っている層の一部しか救済できないということです。困っていない人まで、税金を払っているからという理由で一律給付には反対です。政治家、公務員、コロナ禍に関連しない業界、個人事業主、医療従事者、年金生活者...。全体の7~8割の世帯はコロナ禍で収入が大きく減っていない」
「うちはそんなに困っていないから、全国民に一律給付より困っている人に上乗せしてほしい。前回の10万円給付金も結局何に使ったのかよくわからないし、貯蓄になっている気もする」
「困っているとしても将来を見据えて費用対効果が高いところや、緊急性のあるところにピンポイントで落とすのが政治でしょう。分からないのでしょうか?子どもが減れば困るのは日本国民全員ですよ」
また、若い女性の「生理の貧困」問題については、懐疑的な声が多かった。
「生理用品が買えないって...某番組でインタビューを受けていた学生、ばっちりネイルにガッツリメイク。まつげもエクステやんってわかるくらい。手にはスタバのドリンクもってさ。メイク、ネイル、エクステはまあオシャレだし、若いから必要なのかもしれん。でもさ、そのスタバのドリンク1回我慢すれば2、3か月分は買えるよ。安いのは2パック200円だよ。生理貧困とか、ただの甘えにしか思えない」
「うちは私と中高生の娘と3人で使用しても1か月2000円もしないですよ。家にいる時は2パック200円の安い物、学校などはスリムタイプの少し高い物と使い分けをしています。使い分け、購入場所を変えれば金額は下げられます。何でもかんでも貧困と言わないでほしいです」
(福田和郎)