バイデン新政権1か月 強気な経済対策で「米国債ベアファンド」に注目【馬医金満のマネー通信】

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   みなさん、こんにちは。馬医金満です。

   いま、アメリカ国債の金利が気になります。2021年2月16日のニューヨーク市場で10年物米国債の利回りは一時、年1.30%と前週末より0.10ポイント上昇し、約1年ぶりの高水準となりました。

  • 米国で新型コロナウイルスの感染者数が減りはじめた
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米国の景気回復とともにジワリ上昇

   長期金利が年1.3%台を付けるのは、米国で新型コロナウイルスの感染者が急増する直前にあたる2020年2月27日以来であり、昨年の夏には0.5%程度まで低下していましたが、景気回復への期待とともに徐々に上昇。2021年に入って上昇度が加速している状況となっています。

   上昇している理由は、政府の経済対策に加え、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向となり、今後の景気回復の期待が強まっているからだと考えています。

   特にバイデン政権は就任1か月で多くのアクションを起こしており、1.9兆ドル(約200兆円)の経済対策の成立に向け、強気の交渉を続けています。

   この経済対策が成立するとマーケットには、ますます多くの資金が流入してくることが予想され、さらに金利が上昇しているのではないかと予測しています。

   そこで注目しているのが、「米国債ベアファンド」です。

   ベアファンドとは、先物やオプションを活用することで、 レバレッジ(てこの原理)を効かせて投資資金の何倍もの投資効果を目指す投資信託のことです。レバレッジがかかっているので、リスクは小さいわけではなく、初心者向けではないかもしれませんが、現状のようにお金がマーケットに余っていて、金利上昇がほぼ確実視されるようであれば、投資の選択肢に入れても良いのかなと感じています。

   では、また!(馬医金満)

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