テレワーク、出勤者7割減「達成」の企業は3割 「会社で仕事をしたほうが楽しい」との声も

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テレワーク8割が今後も推進望む

テレワーク「進んでほしくない」人は少なくない
テレワーク「進んでほしくない」人は少なくない

   また、回答者全員に「勤務先でテレワークが今後さらに進んで欲しいと思うか」と聞いたところ、「強く思う」(34.5%)、「思う」(45.8%)を合わせた80.3%が推進を望んでいることわかった=左グラフ参照

   その理由(自由回答)を聞いたところ、

「満員電車に乗りたくない」
「通勤時間がないことにメリットを感じる」

など通勤しなくて済むことを挙げる内容が多かった。

   また「勤務先でテレワークが今後さらに進んで欲しいと思うか」という問いに、「あまり思わない」(17.8%)と「まったく思わない」(1.9%)と回答した人が述べた理由(自由回答)では、

「業績低下の懸念がある」
「オフィスに行かないとできない業務が多い」
「コミュニケーションがとりにくい」

など、業務遂行するうえでの障害を懸念する声が多く、なかには「会社で仕事をしたほうが楽しい」という意見もあった。

   なお調査は、2021年1月20、21日の両日、テレワークを実施している会社員を対象にインターネットで実施。107人から有効回答を得た。

   2回目の緊急事態宣言下(対象となる11都府県)のテレワーク実施状況をめぐっては、日本経済団体連合会が2021年1月半ばに調査を実施。テレワークが困難な製造現場などの従業員を除く、出勤者数の削減割合は65%で、7割以上削減した企業の割合は37%だった。505社が回答した。

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