「数学ができていたらなあ」とため息をつく人に こんなネタから始めてみたら?

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仕事の効率化のための因数分解

   働く人向けの話題では、「できる大人が無意識にやっている『仕事の超効率化』を因数分解」という項目があった。

   人間関係は数字で表しにくいため、数学的な分析が難しいように見える。しかし、「因数分解的思考」を使えば、コミュニケーションを分析し、より良い人間関係を築くことができる可能性があるとうのだ。

   ポイントは2つ。かたまりを要素に分解する。各要素を共通する要素でくくる、ことだ。

   理想の営業=「出会いの印象」×「コミュニケーション頻度」×「理解度」×「共通の利益」だとする。

理想の「理解」=「顧客×課題」+「経営者×課題」+「業界×課題」
=課題(顧客+経営者+業界)

   こうして、因数分解的に考えることによって、やるべきことが見えてくる、と書いている。

   ロボット掃除機の「丸」と「三角形」どっちがオススメ? など、生活に身近なことも取り上げているので、「もう数学の勉強は嫌だ」という向きでも大丈夫だ。2015年に登場したパナソニックの「ルーロ(RULO)」という三角形の製品は、「ルーローの三角形」という数学由来の名称だという。その形に数学者の目が釘付けになったそうだ。

「読み出したら止まらない! 文系もハマる数学」
横山明日希著
青春出版社
1000円(税別)

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