「ソフトバンクは後出しの後出しジャンケンで負けた」
ソフトバンクに対しては、冷めた見方が多かった。
「後出しの後出しジャンケンで負けたと思う。ドコモは家族割のカウントに入れるのにソフトバンクはなし、auは色々なオプション検討しますというのにソフトバンクはなし。ソフトバンクユーザーだが、子供たちは今まで通り大容量のメリハリプランで、親は20GBあれば十分なのでLINEMOと考えたけど、家族割がカウントされなかったらドコモのほうが安い。ガッカリだ」
「10数年前、ソフトバンクがボーダフォンを買収して携帯電話業界に参入した時、通話料無料という当時どこもやらなかった革命的なサービスがすごくインパクトがあった。今こそその時くらいのインパクトあるサービスを出して欲しい」
「ahamo(アハモ)にpovo(ポヴォ)にLINEMO(ラインモ)...。結局、3社そろって響きも似たり寄ったり、没個性で面白みに欠けるね。値下げはしつつも手堅く守りの姿勢が見え隠れ。その点、楽天の尖った攻勢スタイルは、良くも悪くも新参にして挑戦者的な新時代を切り開こうとする小気味良さが感じられて、いささか頼もしい」
また、各社のプラン使い方として、こんなコスパを上げる方法をアドバイスする人もいる。
「今回の4キャリアの新プランではソフトバンクは空気、softbank air と揶揄されていた。ネット上で好評なのは楽天のデータ、通話使い放題2980円。そして、楽天エリア外ではsim2枚を差し、携帯に楽天とauの『povo』のsimを入れて使用するのが、コスパが良いと言われている。これで通話し放題、データ20GB(使い切った後は1M使い放題)で2480円となる。ソフトバンクはここを狙ったと思われる。つまり、データ20GB 2480円ならauの代わりに使ってもらえるからだ。ソフトバンクは完全に守りに入った。自分から何かを仕掛けることはなく、相手の状況を見てそれが美味しそうなら真似る。ヤフープレミアムも付けないと言っているが、今後の状況次第だろう。通話が無料に近い状況で使用できるならLINEは使われなくなる。ソフトバンクは買収したLINEにこだわるが疑問だな」
(福田和郎)