海外メディアも報じる橋本聖子新会長のセクハラ「男みたいな性格、ハグは当然」は援護射撃になるか?(2)

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竹下亘氏の暴言「スケート界では男みたいな性格」

東京五輪は開けるのか。
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   さて、「セクハラ爆弾」と「森喜朗の傀儡批判」。橋本氏はこの2つをどうクリアしていくのか。早くも2月18日、「セクハラ爆弾」について背中から矢を打たれるような珍事が起こった。自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長が「問題発言」をしたのである。

   朝日新聞(2月18日付)によると、橋本氏の「セクハラ問題」を心配したのだろう。竹下亘氏は党本部での派閥会合後、記者団にこう述べた。

「(橋本氏は)スケート界では男みたいな性格、ハグなんて当たり前の世界だ。セクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である。我々とも簡単にハグ。普通はなかなかしないですよ、我々も。でも簡単にこの人とはハグができる」

と述べたのだ。

   この「男みたいな性格」「ハグ」という言葉がSNS上で大炎上した。竹下氏は橋本氏の「セクハラ」で何が問題になっているのか、まったく理解していないようだ。この発言の後、竹下氏の事務所が報道各社に「正確には『男勝り』と言いたかったのです」と連絡に回り、発言を訂正した。

   しかし、「男みたいな性格」を「男勝り」と訂正して何の意味があるのだろうか。

(福田和郎)

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