「ワーケーション」を逆バリ 高級住宅街の東京都世田谷区にオープン【コロナに勝つ!ニッポンの企業】

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   コロナ禍で、ゆったりとした環境の中で仕事をしながら、くつろいでもらうのを目的とした新しい働き方・働く場所である「ワーケーション」の誘致が地方やリゾート地で進んでいる。

   そうしたなか、これを「逆バリ」。特定非営利活動法人NEWVERY(東京都港区)は、東京都世田谷区深沢5丁目に、高い生産性でバリバリ働ける場と、リゾートのようにリラックスできる住まいの場を掛け合わせた「逆ワーケーション」の住まい「Granphium House(グラフィウム・ハウス )駒沢」をオープン。2021年2月15日から、入居者の募集を始めた。

  • 「逆ワーケーション」の住まいが登場した
    「逆ワーケーション」の住まいが登場した
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海外の都市型リゾートホテルのような空間をイメージ

   オープンした住まいは、海外の都市型リゾートホテルのような遊び心に満ちた「逆ワーケーション」にふさわしい空間をイメージ。プライベートルームは、「異国風の雰囲気を味わうボヘミアン×ソーホースタイル」と、「明るい雰囲気の北欧調が融合した北欧×和モダンスタイル」の2つのスタイルがあり、あたかもホテルに住んでいるかのようなリラックス感とクリエイティブマインドへの刺激の両方が得られる空間をめざしたという。

   全居室にオフィスワークに適した電動スタンディングデスクと、長時間の座り作業にも耐えるオールメッシュの高機能チェアを標準装備。デスクは、デュアルモニターに対応する十分な広さ(幅120センチ、奥行き60センチ)を確保。デスク上にはワイヤレス充電機能付きのワークランプも設置している=写真参照

   また、標準設備として食洗機、ドラム式洗濯乾燥機などの家事の手間が省ける家電を揃え、全室のベッドに、睡眠時の姿勢を適切に保ち、体圧分散性・通気性に優れた国産ポケットコイルマットレスを導入。家事にかける時間を省き、睡眠を充実させることで生産性を高め、「ワーク」を充実させる住まいとなっている。

   新型コロナウイルス感染対策として、全居室に換気扇を標準装備、非接触型アルコールディスペンサーを玄関に設置。ペダル式、自動式の非接触型ごみ箱を導入、共有部の定期的な清掃を実施、感染予防に関する情報共有や注意喚起を定期発信するという。

「知の生産工場」めざす

   ソフト面では、 NEWVERYが蓄積した若手クリエイティブ人材育成のノウハウを活用し、コミュニティ形成を支援するオンラインサービスの提供や、クリエイティブキャリア形成を目的とするイベントを継続的に実施する。

   さらに、「知の生産工場」としての取り組みをスタートするという。具体的には、NEWVERYが企業から受注したクリエイティブ制作業務について、居住者が参加する取り組みを計画している。知の生産拠点としての価値をより高めるため、クリエイティブ志向の社会人・学生(女性専用)を対象に、入居者5人(1人1部屋)を募集している。

   賃料は5万4000円~6万円、共益費が17500円(電気代、水道代、ガス代、インターネット代、一部の消耗品費などを含む)。その他の費用として、入居金 5万円 とデポジット 3万円 など。現在、オープニング記念として、入居金が無料になるキャンペーンを行っている。

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