橋本聖子五輪相「女性会長」誕生なるか?
五輪組織委員会は今後、早急に次の会長選びの手続きを決めるが、ここにきて橋本聖子五輪担当相(56)が後任に浮上している。毎日新聞(2月12日付)「橋本聖子五輪相、森会長の後任に浮上 女性の就任求める声相次ぐ」がこう伝える。
「森喜朗会長の後任に、橋本聖子五輪担当相の名前が挙がっている。複数の関係者が明らかにした。森氏は当初、川淵三郎氏を後任に推す予定だった。しかし、『密室政治』と批判が上がり、一夜で撤回した。密室批判を回避し、男女平等の理念を実現するため、関係者からは『女性会長』を求める意見が相次いだ」
「橋本氏は現役時代、スピードスケートと自転車で夏冬計7回の五輪に出場した実績を持ち、日本オリンピック委員会(JOC)の副会長も務めていた。政府関係者は『橋本氏は政治家でオリンピアン。IOCとの関係も考えると他にはいない』と話す。ただ、組織委会長と閣僚の兼務はガバナンス上、問題とされるため、橋本氏が会長に就く場合は、五輪担当相を退く可能性が高い。後任の五輪担当相の候補には2016~17年に務めた丸川珠代参院議員が挙がっている」
と極めて具体的だ。
(福田和郎)