「早く帰ったほうが家事をするルールって公平?」1人で家事をする羽目になった共働き女性は夫に騙されたと... 専門家に聞いた解決策(1)

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「早く家に帰ったほうが家事をする」

   ......共働きの女性社員。家に入れるお金も夫と同額。対等の関係から家事も公平に分担するつもりで、こんなルールを作った。

   しかし、妻のほうがいつも2時間早く出勤、2時間早く帰宅するため、家事は1人でする結果になった。

   どこが間違っていたのか? まったく家事をしなくなった夫に家事をさせる妙案はあるのか? 専門家に聞いた。

  • 自分ばかり家事をしてヘトヘトの女性
    自分ばかり家事をしてヘトヘトの女性
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「夫にうまく騙されています。家事分担を交渉して」

   話題になっているのは女性向けのサイト「発言小町」(2021年1月26日付)に載った「早く帰ったほうが家事をするって公平?」というタイトルの投稿だ。

「結婚2年目。くだらない話かもしれませんが、気になったのでご意見をください。私も夫も正社員フルタイム勤務。子供はいません。私も夫も同じ金額を家庭に入れています。我が家の家事ルールは『早く帰ったほうが家事をする』なのですが、このルールについて『はたして公平なのか?』と疑問に思うことがあります」

   投稿者は朝、夫より2時間早く起き、夫より早く出勤する。彼女のほうが始業時間は早いからだ。夜も2~3時間早く帰宅する。だから、いつも先にご飯を済ませ家事をする。夫が帰ってくるまでに家事を終えるので、夫は帰ってからご飯を食べ、お風呂に入り、寝るだけとなる。そしてほぼ同じ時間に布団に入る。

「つまり、夫のほうが2時間多く睡眠を取るうえ、家事をほとんどしていないのです。『早く帰ったほうが家事をする』のは合理的なルールだと思っていましたが、じつは不公平なのでは... と気になっています。家事について家庭内でルールがある方、夫婦がどのように折り合いをつけていますか?」

と尋ねているのだった。

   この投稿には、圧倒的に多くの人が「不公平なルールであることは算数でもわかること。夫にうまくだまされていますね。しっかり交渉しましょう」とアドバイスしていた。

「ご主人様ちょっと危険な香り。騙されていることに2年で気づいたのはよかったです。子どもが生まれてからでは、もっと大変ですよ。いまのうちにしっかり交渉しましょう。家事分担に合わせて家計負担の割合を変えるとか、夫は朝に家事をやるとか。夫は朝、洗濯と水回りの掃除担当、あるいは前日夜と当日朝の洗い物担当にしてもいいですね。ごねるようなら、あなたも晩ご飯を食べた後に仮眠して、夫が帰ってきてから一緒に家事すればいい。夫は2年間のぬくぬく生活が終わるから大変でしょうが(笑)」
「家事を分ければ。たとえば買い物と料理をあなたが担当するなら、お皿洗いとお風呂掃除、洗濯は遅く帰った旦那さんが担当する。家事をわざわざ残しておくのではなく、あなたが2時間早く寝るための手段だと考えてください」
「そのとおり!家事を残せばいい。結婚25年。子どもが2人。妻の私は管理職。私のほうが早く起きて、早く出勤、早く帰って食事の支度をしますが、お皿洗いと洗濯モノたたみはやりません。仕事でクッタクタだから。アラフィフおばちゃんに外で働いて、800万円持ってきて、家事も一人でやれってムリですよ」
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