「相手によって態度を変える」上司は嫌い! 仕事以外は干渉しないクールさ求められる

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   どんな会社にもイヤな上司はいるもの。インターネット・マーケティングの株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が、働く男女500人を対象に「嫌いな上司に関する意識調査」を実施したところ、嫌いな上司の特徴の第1位は「相手によって態度を変える」だった。

「お気に入りの部下ばかり優遇し、気に入らない部下にはすぐに難癖をつける」(40代男性)
「上司の上の人間がいる時といない時の態度があからさまに違う」(30代女性)

という声があった。

   あなたの会社や職場にも、思い当たる上司がいるのではなかろうか......。

  • どの会社にもいるイヤな上司、その特徴は?
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上司との関わり「報告・相談・確認」が一番イヤ!

   調査によると、職場に嫌いな上司がいる人は7割。上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがある人は6割以上にのぼり、上司との関係がシリアスな職場の状況が浮き上がった。

   嫌いな上司の特徴を聞くと、1位は「相手によって態度を変える」で47人。2位は「仕事を押しつける・仕事をしない」で44人。3位の「高圧的・偉そう」(42人)、4位の「気分屋」(41人)、5位の「自分がすべて正しいと思っている」(40人)が僅差で続いた=下表参照

   また、「上司との関わりで一番イヤなこと」を聞いたところ、1位は「報告・相談・確認」の78人と、避けられない上司とのコミュニケーションが苦痛という声が多かった。仕事の根幹にかかわるところでマイナスの感情が働くのは見逃せない問題だ。

   上司の機嫌をうかがいながら、話しかけるタイミングをはからなければいけないのがイヤという人が多数。また、報告や相談のたびに、否定されたり文句を言われたりするのが憂鬱という人も少なくない。

   2位は「仕事以外の付き合い」(68人)、3位の「プライベートな会話」(44人)と、仕事以外の理由があがった=下表参照

「仕事中は割り切れるけれど、お金をもらえない会社の飲み会で接待させられるのは本当に損していると感じる」(20代女性)
「昼休みや仕事終わりに食事に誘われて行くと、ずっと仕事のことをダメ出しされる。食事を断ると『付き合いが悪いな...そんなんじゃ出世できないぞ』と嫌味ったらしく言ってくる。こうした関わりが本当に面倒でイヤ」(40代男性)

など、特に飲み会が不評なようだ。

   これらのアンケート結果から、上司は感情をできるだけ差しはさまず、平等に部下と接し、仕事以外は干渉しない「クール」な態度が望まれていることがわかった。

   上司と部下の関係はどんな職場でも避けられないが、調査したビズヒッツでは、「パワハラが日常化していて心が折れそう」「上司の存在があまりにもツラく、今後の改善も望めない」という場合は、思い切って環境を変えることも視野に入れよう、としている。

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