新たな投資には「積極的に分配しないタイプ」を組み入れる
(2)再びマーケットに参加するのだってアリ!
多額の分配が出たということは、足もとのマーケットが好調な場合が多いことと思います。2020年末から、この年始にかけての株式市場はまさに絶好調といえる状況でしょう。ですから、受け取った分配金を使ってしまうのではなく、新たな投資に振り向けるのも、もちろん選択肢として「アリ」だといえそうです。
ただし、投資する商品については、よく見極めて。その時は、積極的に分配しないタイプを候補に入れることを忘れないようにしましょう。
分配金は、一部解約したのと同じことですから、その分、投資元本を減らしていることになるからです。
マーケットで再度投資をし続けて、大きく増やすことを目指すなら、積極的な分配はしないタイプで長く持ち続けるのが王道といえそうです。(日興アセットマネジメント マーケティング部 乙部洋輔)