米株式市場の波乱要因に「ロビンフッダー」 株価下落ならドル買い進行(2月1日~5日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 株式市場の一段下げで再びドル買い!

ドル・円予想レンジ:1ドル=103円50銭~165円00銭

   2021年1月29日(金)終値 104円68銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルが堅調に推移すると見られる。

   前週のドル円相場は、ドルが上昇した。米国株や日本株の下落を受けて、リスク回避のドル買い・円売りが優勢となった。1月26、27日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、金融政策の変更はなく、金融緩和政策の長期化が示されたが反応は薄く、株式市場の下落が材料視された。

   今週のドル円相場は、引き続きドルが堅調に推移すると見られる。相場のカギは株式市場の動向になりそうだ。株式市場が一段の下げとなれば、再びドル買いの勢いが強まる可能性がある。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響も、引き続き注目される。週末には1月の米雇用統計の発表があり、米国の経済統計が市場予想を下回るようだと、外為相場の材料になる可能性があり、注意が必要だ。

   経済指標は、国内では、2月1日に1月の新車販売台数、5日に12月の家計調査と景気動向指数などが予定されている。

   海外では、1日に中国の1月の財新製造業PMI、米国の1月ISM製造業景気指数、3日に米国の1月のADP雇用統計とISM非製造業指数、5日に米国の1月の雇用統計と12月の貿易収支などが予定されている。

(鷲尾香一)

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