2020年のノートPC、コロナ禍の「オンライン特需」で過去最高の出荷台数

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買い替えたけど...主婦「選び方わからない」

   コロナ禍でテレワークのほか、学校に通う生徒の保護者らのあいだでオンラインのやり取りが増えて、家庭でのPC購入意欲が高まっていることが出荷状況から示されたが、主婦を対象に行ったアンケート調査では、買い替えや購入には前向きでも「選び方がわからない」という実情があるようだ。

   出版社の主婦の友社が運営する、主婦向け情報を提供するウェブサイト「暮らしニスタ」が、2020年12月~21年1月にかけて、全国の30~40代の主婦100人を対象に実施した調査。主婦の友社が1月27日に結果を発表した。

   それによると、回答者の90%以上が家庭でパソコンを所有しており、このうち「2台以上」と「3台以上」の回答は23.5%ずつあった。つまり、半数近い家庭で複数台を持っているのが現状だが、「今後パソコンを新たに買う予定はありますか?」の問いには、35.3%が「ある」と回答。3人1人以上の割合で、新たな購入か買い替えの意向が示された。

   購入や買い替えで重視するポイントについて複数選択で回答を求めたところ、スペック(80%)、値段(76.7%)、ノート型であること(66.7%)が上位3項目。主婦の友社によると、使用中のパソコンへの不満な点として「立ち上がりが遅い」「動作が遅い」などのほか、「ぶ厚くて重い」「液晶が粗くて目が疲れる」という意見があった。

   しかし、こうした不満はあるものの、新たな購入となると「どう選んでいいかわからない」という声が少なくなく、わかりやすい情報が求められていると指摘している。

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