日本酒のウンチクを語りたいなら、読んでおくといい一冊!【尾藤克之のオススメ】

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知るほどに奥が深い日本酒

   いま、巷では「教養としての○○」という本が流行っています。お酒をテーマにしたものは多いのですが、ワインやウイスキー、ビールをテーマにしたものがほとんどです。日本酒の本は少ないので貴重ではないかと思われます。

   ここ数年は世界中で和食が好まれていますから、日本酒も人気が出て当然といえます。細かい知識は別に知らなくてもいいという人も、日本酒の嗜み方だけでも読んでおくと役立つと思います。

   日本酒の種類ごとに美味しい温度が異なり、それらの情報を披露する機会があったらちょっと自慢できそうです。

   たとえば、日本酒のためにつくられる米があり、酒造用米がどのようにできていて、ふつうの米となにが違うのか。また、米と水の組み合わせによって味が大きく変わることや、「吟醸」と「大吟醸」の違いは何か、料理に「大吟醸」は向かないなどの、興味深い話が山積です。

   日本酒が好きで興味があるけど、なかなか...... という人がいれば、この本を通して日本酒の奥深さを垣間見て欲しいと思います。格好の日本酒入門書と言えるでしょう。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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