コロナ禍で給料増は絶望的 それでもどうにかお金を貯めたい!【ひろ子ママの教訓 その38】

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がむしゃらに節約することはない

   次に余計な出費を見つけましょう。意外と不要なサービスにお金を払い続けていることがあります。毎月サブスクリプションで払い続けている英語学習のアプリ、留守番電話サービスなど、携帯電話の料金明細をじっくり見てみると、使っていないけど払い続けているサービスはありませんか?

   地味な作業ですが、見直してみましょう。

   また、1回あたり数百円の出費も、チリも積もれば山となります。「なんとなくコンビニに行って、おいしそうなので思わず買ってしまった」。こんな経験もあろうかと思います。「なんとなく」という、この習慣を見直しましょう。

   たとえば、「今年はコンビニに行かない」と決めてしまうのもいいでしょう。また、ちょっと小腹が空いたときのファーストフードや、コロナ禍で減っていると思いますがお酒のあとのラーメン......。これはメタボの原因にもなりますし(笑)、辞めておきましょう。外出機会が減った今年こそ、「なんとなく」の習慣を改めるいいチャンスだと思います。

   お金を貯めるといっても、必ずしもがむしゃらに節約することはありません。生活の中に満足感を得ることも大切だと思います。お金を使ったという満足感がないのに、なぜかお金が減っているのは悲しいですよね。せっかく同じお金を使うのならば、満足感が得られる使い方にしたいものです。

   ダラダラと惰性でお菓子を食べるよりも、食べたい時においしいと思いながら、少し高級なお菓子を食べたほうが満足度も上がります。たとえば、毎日100円のお菓子を30日、たまに高級なお菓子500円を6回、同じ3000円でもまったく満足度が変わるはずです。

   Nさんも毎日第3のビールを飲むより、週末にご褒美としてビールを飲んだほうが満足度も上がりませんか? 健康のためにも一石二鳥ですよ。

   2020年末から21年初めにかけて、

「あの時、ビットコイン買っておけばよかった」
「株価は(2020年)3月が底だったな...」
「上がるとは思っていたけどお金がなくて買えなかった」

   悔しい思いを抱えた方が少なからずいらっしゃるかと思います。ただ、チャンスをつかむには、やはりお金の備えが必要です。そんなチャンスをつかむためにも、貯蓄と同時にお金の勉強もしておきましょう。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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