自動車学校が取り組んだ驚きの「カイゼン」のビックリ効果

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

10年で売り上げが145%アップ

   「教習内容のカイゼン」では、運転技術を身につけることと並んで「運転に慣れる」ことに重点を置いてリラックスしてハンドルを握れる教習を採り入れることなどを実施。こうした、従来の教習所では考えられなかった付加価値的なサービスをでも高石自動車スクールは周辺の競合スクールとの差別化に成功。自動車教習所の業界が右肩下がりで教習生や売上を減らす中、高石自動車スクールはこの10年で売り上げが145%アップした。

   スクールの評判が向上し、その効果は売上アップだけではないと、藤井社長。若い世代の従業員が増えて会社が活性化したという。自動車教習所の業界では、社員の高齢化が進み、平均年齢が50~55歳といった学校がある。その中で、高石自動車スクールの社員の4割を20代が占める。2020年時点で社員の平均年齢は35歳。「これだけ若い社員が多い自動車教習所は全国的に見ても珍しいといえる」と、藤井社長は胸を張る。

   本書では、藤井社長が手がけた「カイゼン」を他業界でも使えるよう、詳しい手順が解説されている。

「20代社員4割! 売上続伸! 人が集まる自動車学校のすごいカイゼン」
藤井康弘著
あさ出版
1500円(税別)

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