今年の株価は「今より下がる」?
また調査では、2021年の日経平均株価の推移を予想している。予想でもっとも多かったのは「2万4000円~2万6000円で推移する」(29.8%)。2020年12月30日時点の日経平均株価(終値)は2万7444円17銭で、これを基準に「下がる」と予想した個人投資家は、ほぼ半数だった=下グラフ参照。
「下がる」と予想した個人投資家の理由をみると、
「コロナ収束の見通しが立たないから」
「株価の上昇だけで実態を反映していないから」
「日経平均株価が高くなりすぎている」
といった声が。
逆に「上がる」と予想した投資家は、
「金融緩和が続くから」
「コロナ禍が収束して好景気になるから」
「治療薬、ワクチン開発の成功」
といった回答だった。
なお調査は、全国の株式投資をしている男女713人(「やさしい株のはじめ方」メールマガジン会員)にインターネットで実施。期間は2020年12月25日~2021年1月8日。