コロナ禍の出勤「不安がある」43.9% 意外に少ないのは「コロナ慣れ」のせい?

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「状況が変わらないから心配しても始まらない」

   一方で、出勤することに「不安がない」と答えた人のうち、

   完全出勤の人(n=643人の37.6%)は、

「考えられる対策を決め行動している。それでも感染したらやむ無しと考えている」(50代男性)
「対人業務ではなく職場人数も少ない上に感染対策をとっているから」(50代男性)
「自営業のため私一人であることと、自家用車通勤。日頃特定の人としか接しないから」(30代女性)

との声が。

   一部テレワーク、一部出勤の人(n=212人の26.4%)からは、

「そのような不安をいい出したら外出自体できなくなってしまう。しっかり対策しているし周りもしているだろうから通勤くらいでは気にしない」(40代男性)
「電車の中でクラスターが発生したことはない。職場はテレワークで閑散としているし、外食もしないから」(60代男性)
「密になる職場ではないし、消毒やマスクはしっかりしているので出勤したとしても感染リスクがそれほど上がるとは思っていない」(40代男性)

といった意見が聞かれた。

   また、出勤することの不安について「どちらともいえない」と答えた人のうち、完全出勤の人(n=643人の20.5%)は、

「職場の所在地がオフィス街ではないので、通勤時、バスなどが混んでおらず、所属部署の人数も少ないので密は避けられている。ただ、だから絶対大丈夫というわけではないから」(40代女性)
「工場勤務のため、いずれにせよ出勤しなければならない状況は変わらないから心配しても始まらない」(40代男性)

   一部テレワーク、一部出勤の人(n=212人の23.6%)からは、

「通勤がいやだが社内ではソーシャルディスタンスが保たれており、あまり気にならない」(50代男性)
「テレワークで在宅していると疲れる。外の空気を吸いたい」(40代男性)

といった意見があった。

   調査した日本トレンドリサーチは、

「半数近くが、コロナ禍での出勤に不安を感じる一方で、自身で感染対策をとっているため『不安はない』『気にしない』という方や、テレワークばかりでは『疲れる』という方もいるようだ」

としている。

   なお、調査は「仕事をしている(コロナ禍以前から同じ仕事/転職をしていない)」と回答した男女1000人を対象に、2021年1月19日、20日の両日に実施した。

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