アイスクリームは「値段で選ぶ」習慣
菊池さんは「アイスクリームを食べるときには『値段が安いものを選びましょう』」と言います。その理由は何でしょうか?
「これも、『おうちでやせる』新しい習慣です。じつは、値段が安いアイスほどカロリーが低いのです。100円前後のアイスなら、約150ミリリットル程度の大きなサイズを食べても大丈夫。高級なアイスを食べると、濃厚な味だなあ、と感じませんか?濃厚な味の秘密は『乳脂肪』です。アイスは値段の高さに比例して、含まれる乳脂肪が多くなります。乳脂肪が多いと、カロリーも高くなります。つまり、高級アイスを食べると太るのです」
こう続ける。
「一方、棒アイスには乳脂肪が含まれていません。また、安いカップアイスにも乳脂肪があまり入っていません。乳脂肪が少ない分、カロリーが低いのです。目安は3つ。価格は100円前後、カロリー200キロカロリー程度、容量150ミリリットル以下です。ただ、この3つの基準に収まらないアイスが食べたいときは、もちろん食べてもOKです」
おいしく食べてやせるのが、「おうちダイエット」の真骨頂。少々食べすぎても次の日は間食をやめるか、低カロリーのものを選んで調整すれば問題はないとのことなのです。