人事担当者も若手社員も、働き方に悩む...
コロナ禍の影響は深刻なようだ。
企業の人事担当者からは、
「例年よりも入社1年目での退職が増えた」
「1年目での退職が例年はない職種でも、今年は退職が出てしまった」
という報告もあったという。
ただ、2割台にとどまるものの、
「残業などの労働時間を把握しにくい」
「オンラインツールの活用が不十分」
との声もあった。
その一方で、
「テレワークで使用するチャットやWeb会議システムは、中堅・ベテラン社員より使いこなせている若手社員も多い」
「若手社員は、オンラインツールは問題なく活用できている」
などといった、いわゆるジェネレーションギャップも指摘されている。
学情の広報担当者によると、「コロナ禍の折、企業の人事側は『新人や2~3年生といった若手とのコミュケーションが取りづらい』、一方で若手社員側は『顔を合わせていない上司との関係性が築きにくい』といった働き方ギャップが生じたデータに思えます」と分析している。
なお調査は、2020年12月11日~18日に、企業の人事担当者にインターネットで実施。有効回答数は688件だった。