転勤「許容派」そのワケは「住む場所にこだわりない」
一方、「転勤があっても許容するようになった」12.5%、「どちらかというと転勤があっても許容するようになった」10.9%と、23.4%の学生は「コロナ禍で、転勤を許容するようになった」という。
「転勤許容派」の学生にその理由(複数回答可)を聞くと、「オンラインでできることが増え、住む場所にこだわらなくなったから」と答えた学生が52.1%で最多。次いで「複数拠点があるほうが、選択肢が増え希望にあった働き方ができそう」と「テレワークなどで場所を選ばずに仕事をできるようになったから」が、ともに36.6%で続く。働く場所や住む場所の選択に柔軟になっている、学生の意識の変化がうかがえる=上図参照。
学生からは、
「働く場所を選ばずに活躍できる気概や柔軟性が、コロナ禍では求められると思う」
「売り手市場ではなくなっているので、転勤の有無にこだわらないほうが良いと思う」
などの声も寄せられている。
なお、調査は「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者を対象に、2020年11月16日~29日に「転勤」に関するアンケートを実施。有効回答数は303人。