2021年のメインテーマはDX、電子部品・半導体......
広木氏が予想する2021年のメインテーマと個別銘柄は下記のとおり=表参照。主なテーマは2020年から引き継がれるというところになっており、やはりDX(デジタルトランスフォーメーション)や半導体まわりは大きく注目されそう。
2019年に4倍となったレーザーテックは、2020年には2倍以上に。一時は高値から30%以上下落する場面があったものの、年末にかけて上場来高値を更新してきている。
また、コロナ禍が終息した場合は、空運大手の日本航空とANAホールディングスの2銘柄は、仮に2019年の水準まで戻った場合、2倍程度の上昇余力があることになる。
広木氏のいうように、2020年は新型コロナウイルスという誰も予想できなかった不確実性な出来事が起きたが、今以上に悪い材料は起きないのではないか。そう考えると、「3万円台」も現実味がある数字になってくる。(児山将)