コロナ禍の需要つかんだ!
もう一つは、出店戦略の違いです。
スタバは駅に近い一等地への出店や、郊外でも幹線道路沿いの好立地への出店が多く、ドトールやタリーズも都心のオフィス街に出店する比率が高いです。それに対して、コメダは幹線道路から1本入った生活道路沿いをメインに店舗を構え、都心部でもコメダは駅前から少し離れた場所の2、3階あたりに出店することが多いようです。
こうした立地の違いがあるため、コメダのほうが家賃を抑えられるメリットがあります。スタバやドトール、タリーズが持ち帰りを含め、ちょっと立ち寄るコーヒーショップなのに対して、コメダはゆっくりモーニングを食べながら本を読むといった、昔ながらの喫茶店での過ごし方ができます。落ち着いた雰囲気は、ビジネスパーソンが家の近くで簡単な事務作業するにはちょうどいいように思います。
そういったコロナ特有のニーズにうまく対応できたため、黒字を確保できたと考えています。コメダは上場していますから、興味がある人は株価をチェックしてみてください。
では、また来週!(馬医金満)