色が印象付ける 入りたくなるお店の外観を探る(入澤有希子)

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お客様とのコミュニケーションは入口から始まっている

   では、具体的には、どんなところに気をつけて「観察」したらいいのでしょうか。まず、清潔感が大事です。店の入り口に汚れたものが置く、掃除してないなどは、もってのほか。お正月飾りのように、季節を感じられる飾りつけは、いいですね。その日、お店に入らない人へのアピールにもなり、「いつか来たいな」と思ってもらうのに有効です。

   さらに、お店の個性を表現するには、色も有効です。お店の名刺やロゴと揃えた色の看板を置くと、「赤のお店だ」などと覚えてもらえます。たとえば、ある洋服屋さんでは、店のショーウィンドーにリカちゃん人形を置いています。毎月リカちゃんの服を変えていて、ボディーに着せる洋服の色と、リカちゃんに着せる洋服の色を揃えています。子供からの反応がよく、子連れのママ達に人気のお店になっています。

   こうしたお店の入口から、お客様とのコミュニケーションは始まっています。入口は店の顔であり、店の名刺とも言えますね。中身が大事なのはもちろんですが、入口も大事なのです。

   私はスタイリスト業もしているので、装いも同じだと思っています。装い次第で、相手に与える印象は大きく変わります。入りたくなるお店とそう思わないお店の差。みなさんも分析してみてください。そして、それは自分自身の見た目にも応用できますよ。(入澤有希子)

入澤有希子(いりさわ・あきこ)
入澤有希子(いりさわ・あきこ)
パーソナルスタイリスト
美容専門学校・高等学校色彩学講師
ミスユニバースビューティーキャンプ講師、テレビの変身企画スタイリストなどを経験。フリーランスでパーソナルスタイリストをしつつ、最近はベンチャー企業でセカンドOLデビューを果たした。働くママの大変さを実感し、働くママ100人へのインタビュー活動「we MAMA」を立ち上げる。さまざまな働き方があることを伝える活動も実施中。法政大卒。37歳。
ブログ https://ameblo.jp/akiwasa/
ホームページ https://daily-ands.jp/authors/573a7efc73f3212f79f6339b
we MAMA https://note.com/we_mama
著書に「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」(Kindle版)がある。
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