ひねくれ者は考えた! きっと人と違った攻略法がある
そうやって思いを込めて紡がれた言葉は、届くべき人のもとへ届く。本当のあなたを必要としているところへ。
ハウツー本は簡単に「それっぽい答え」を示してくれる。自分の頭を働かせなくても、こうしたら安パイですよ、みんなこうしているのだからあなたもこうしましょう、なんて囁いてくる。でも、本当にそれで満足?
わたしは就活ハウツー本なんて参考にしてたまるかなどと考えるひねくれ者。「内定のために、エントリーシートはこう書きましょう」なんて言われた日には、「絶対書いてやるもんか。もっとファンキーなこと書いてやる」などとムダな方向に努力する。
そんなことばかりやっていたけれど、だからといってびっくりするほどエントリーシートが通らなかったなんてことにもならなかったし、なんならむしろ「おもしろいですね」なんて言われたこともあるくらいだ。
ハウツー本に載っている方法が、就活の唯一の正解ではないということを忘れないこと。「それっぽい答え」に囚われすぎないこと。就活の攻略法はひとつじゃないよ。一人ひとりに、それぞれ違った攻略法がある。
既製品のハウツー本に頼りすぎずに、自分の頭をフル回転させて、オーダーメイドの攻略法を模索することは、遠回りなように見えて、じつは近道なんじゃないかなんて思う。(叶多凛)